2013年1月24日星期四

子供の「足育」大切! 奈良の母親ら団体設立へ


外 遊びの減少や合わない靴などが原因とされる子供の足の変形やトラブルについて知り、正しい知識を身に着けてもらおうと、奈良県大和郡山市の主婦玉 島麻理さんが、県内の親らと足に関する教育「足育」に取り組んでいる。来月、NPO法人「日本足育プロジェクト協会」を設立する玉島さんは、「毎日、一生 使う足を子供の頃から大切にしてほしい」と話す。
 玉島さんは2010年8月、未就学児や小学生の体づくりを研究する専門家の講演に行った際、子供に扁平(へんぺい)足や、指が地面につかない「浮き指」などが増えていることを初めて知った。
 帰宅し、当時、小学1年だった長男の足を見てみると、小指が内側に曲がる「内反小趾(しょうし)」になっていることに気づき、さらに、近所の子供の足にも親指が小指側に曲がり、付け根が出っ張る「外反母趾(ぼし)」などが見つかった。
  子供がこうしたトラブルを抱えたまま成長すると体全体の発育に影響し、猫背やO脚になったり、腰痛を引き起こしたりすると学んだ玉島さんは「子供 が将来苦しまないよう、母親らに正しい知識を広めたい」と、10年9月、6人で「子どもの足を大切にするママの会」を発足した。
 11年9 月には足と靴に関する民間の資格を取得し、学童保育に通う児童の足を計測してデータを収集した。現在は市内の幼稚園や親の集まりのほか、 自治体の保健センターなどでも講座を開いて現代の子供が抱える足のトラブルや足裏の鍛え方、靴の選び方などをアドバイスしている。
 ママの会の会員は現在約80人で、玉島さんら約10人がNPOに参加する。玉島さんは「足に関する正しい情報が誰でも、簡単に手に入るような社会を目指して活動したい」と意気込んでいる。
 子供の足や歩行、靴選びのポイントなどを紹介する「足と靴の講演会」を2月2日午後1時半から、同県生駒市北新町の市たけまるホールで開催する。参加費1000円、足測定500円。

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